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[PR]50代前半パート勤務東京都在住主婦の借金体験談

50代前半のパート勤務の主婦です。

初めて借金をしたのは20年くらい前のみずほ銀行カードローンでした。

結婚して仕事を辞め、子育てしながら家計のやりくりを上手くできず、主人に生活費が足りないとは言えませんでした。

最初は少しのつもりが、収入がかわらなければ返済分はマイナスになるわけで、ローン残高は増えるばかり。返済のためのクレジットのキャッシングに手を出しました。手元に現金がなく、買い物もクレジットになりました。

まさに悪循環です。

子どもの手が離れてきて仕事をするようになりましたが、すべて返済にあてました。それでも間に合わず、時には返済が滞り、クレジット会社から電話がかかるようになりました。

気がつけば9社から500万借りていました。5年前のことです。

クレディセゾン、UC、NICOS、JCB、セゾン、東急、アイワイカード、これらの枠がいっぱいになり、セディナ、Jトラスト、プロミスにまで手を出しました。地獄でした。

家の電話は線を抜き、携帯も出ませんでした。督促状など家族に見られるのではないかとポストばかり気にしていました。主人に話せば何とかなるのかな、助けてくれるのかな、とも考えましたが、どうしてもできませんでした。

毎月の返済のために働いてなんとか返しても、生活費がまったく手元に残りません。
そんな時に、「おまとめローン」を利用できればと思ったんです。

ネットで調べてみました。すると今の私ではおまとめローンをさせてくれる銀行はないことがわかりました。返済の滞り、パート勤務では無理なんです。困った私は、ネットで「ブラックでもすぐに借りられる」とか怪しげな金融業者が並ぶサイトばかり見ていました。

いっそ死んで保険金で返そうかと思い詰め、それでも家族の前では平静を装い笑っていました。死ぬのは最期の手段、その前にできることをやろう、借金を何とか1本化しようと、闇サイトのある金融会社に借金の申込をしました。

後日担当者から電話がきて、お金を貸せるので会社まで来て欲しいと言われました。私は神様に救われた思いで、その会社へ出向きました。

闇金でもなんでもいい、とにかく今の状態から抜け出したい!という思いでした。

会社に行くと、一通りの書類審査があり、結局担当者から言われたのは「今のあなたの状況ですとこれ以上お貸しすることはできません」でした。

そのあとで、「ただ、弁護士さんに相談してあなたの借金を整理して過払い部分を除けば、貸し出す枠ができるんです。いかがですか?弁護士さん紹介できますけど」と話が続きました。馬鹿な私はよくわからないけど、「お願いします」と言い、紹介された弁護士事務所へ向かいました。

そこでは弁護士の代理人だという人が出てきて、私の話を聞いてくれました。

いつのまにか号泣しながら苦しい思いを打ち明けていました。その人は「大丈夫ですよ。債務整理をしましょう。そうすれば、毎月の借金返済が楽になりますよ」と言ったんです。

私は「でも、弁護士費用とかありません」というと「分割で大丈夫です」と。

結局手続きをお願いして債務整理をし、来月の返済で終了します。和解金が230万、弁護士費用は総額で150万でした。債務整理時に弁護士さんが過払い請求をして利息分をカットしたりしてくれたようです。

返済期間は5年。正規のルートではなかったし、費用もおそらく多くかかったのかもしれませんが。結果的には救われました。

借りるのは簡単ですが、返すのは本当に大変です。もし、返済に困っていたらすぐに弁護士さんに相談することをお勧めします。ただ、債務整理は社会人としての信用性を失ったことになります。誰にも言えない汚点です。