[PR]セゾンカードキャッシング、アイフル、オリコ、レイク借入体験談
40代千葉県在住の女性です。
利用時期は1992年~2011年頃までで、借入先はセゾンカード、アイフル、オリコ、レイクです。
最大借金、各会社50万円です。
1992年頃、セゾンカードを姑にすすめられカードを持つようになりました。
当時は審査が緩く、簡単にカードを作ることができたため、深く考えず、持つようになりました。
当初カードの利用は最小限にしていたのですが、子供の出産を機にお祝いのお返しなどを購入するために利用するようになりました。
地域の風習で、お祝いを頂いたら倍返しをしなくてはならなかったのです。
とても大きな出費となり、カードを利用するしかありませんでした。
当時の夫は、定職に就くことが殆ど無く、私の収入とカードを頼りに生活設計を立てていました。
私が仕事をしてはカードローンの返済をしていましたが、夫のギャンブルなどのお金もカードで借りるようになり、私の収入では返済が追い付かなくなり、アイフル、オリコ、レイクなどで、次々と借りては返済するという自転車操業になってしまいました。(夫は私にカードを作らせ、自分では持ちませんでした。)
お金が無いことを夫に言っても、カードで借りるように迫られ、自分の親には、そのような情けない生活をしていることが相談できず、借金地獄となり、夫の両親に相談しても、働きたくないのは仕方がないから、嫁の私がお金を作るようにと言われました。
その時には、各会社、最高限度額50万ずつ借りていた状態でした。
そんな生活の中、夫の母親が私名義で他社からお金を借りました。
それが発覚したのは、金融機関の方が不審に思い私に連絡をくれたのです。
当時の私は二十代、借入の手続きの電話の声が年配過ぎるのと、連絡を取り合う先の電話番号が不審だったということでした。
何度か私の名前で借り入れ、返済途中と言うことでしたが、当時は本当に審査が甘く、今振り返ると恐ろしくてなりません、本人確認が、保険証や住民票のどちらかの写しをファックスで送り、電話一本で借りることができたのですから、本当に怖いです。
私はそれを期に、子供と実家に帰り微々たる金額ですが生命保険で貯蓄していたものを解約し、借金の返済にあて、暫く夫と別居をしていました。この貯蓄は夫に内緒にしていました。
そのまま、離婚を考えたのですが子供には優しかったので、心を入れ替えるという言葉を信じやり直しましたが、暫くすると同じ生活が始まり、カードで借り入れる生活に戻りました。
その時は、オリコカードを利用、ショッピング50万、キャッシング30万。
それでも夫は変わらず、たまに働けば給料の半分以上はパチンコ、競馬、車やバイクに注ぎ込み、家にはほとんど生活費は入れることはありませんでした。
そんな矢先、夫は仕事を一年ほど続けたくらいで、マイホーム購入の話を出してきました。
団地で住むよりは戸建てに憧れはありましたが、ローン返済や固定資産税を考えると払えるはずがなかったので、購入を諦めるように夫に伝えましたが、納得してもらうことができず、それならば、住宅ローンは組めるはずが無いだろうと思い審査だけなら・・・と軽い気持ちで話を進めさせました。
私は夫の定職に長期就いていないこと、私はパート務めで収入が少なかったのでローンが組めず、夫は諦めるだろうと思っていました。
ですが住宅ローンを組めてしまいました。
定職についてる期間が殆ど夫は無かったのに、信用に繋がったのは私の8年間同じ会社でパート務めをしていたからでした。
審査に通るとは思っていなかったので驚きました。
返済は絶対に無理だとわかっていたので、私は夫に相談せず、マイホーム購入を断り、ローンも白紙にしたのですが、数日後夫は勝手に本契約、マイホーム購入となってしまいました。
その時にローンを組んだ銀行は三井住友銀行でした。
まさかの出来事に私は徐々に体調を崩し、鬱病になりました。
マイホームのローン返済のために私は昼夜働き、家にいる時間は寝る時だけ。
その時の住宅ローンは3800万円。夫の収入は30万から40万。毎月の返済は13万円くらいだったと思います。ボーナスは無し。
ですが、大半は夫の趣味のお金で消えていくばかり・・・。
夫と私の価値観の違いが大きすぎ、夫が怖く言いなりになることしかできない生活。
子供の保育料は払えなくなり、これ以上ローンは増やしたくないと思いましたが、オリコカードの返済は苦しく、京葉銀行のカードローンを30万まで結局借り入れてしまいました。
私はストレスから鬱病が悪化し、最後には言語障害になり働けなくなり、それを期に離婚。その時私は精神障害3級となっていて、ローンの返済能力がなく、法律事務所に相談し、過払い金があるはずと言うことで手続きをし、払いきれない分は債務整理をしました。
簡単に借入でき、魔法のカードのように勘違いしてしまった生活をしてしまった結果が自分の心も体も壊してしまいました。
離婚を期に債務整理をし、婚姻中より生活は楽になりましたが、もっと自分の意思を強く持ち金銭感覚を崩さなければこんなことにはならなかったと、後悔した日もありました。
この経験から、背伸びをした生活はせずに、シンプルに自分の身の丈にあった生活をするようになりました。
クレジットカードが無い生活を今はしていますが、快適です。
無駄な買い物はしなくなりました。本当に必要なものだけを見極めて買う習慣が戻ってきました。
いくら、勧められても、自分で必要ないと思ったら作らない方がいいですね。ここ数年は審査が厳しくなっているようですが、くれぐれも計画的に収入に合ったカードの利用を考えた方が良いと思う次第です。
子供の成長と共にお金は必要になり、時々カードが作れたら・・・。などと思ってしまいますが、お金が無いから借りるわけで、考えてみたら返す当てが無いんですよね。
ですので、これからローンを組んだり、カード利用をされるかたは、確り先々を考えて利用することをお勧めします。
私のような失敗を皆さんにはしないように気を付けていただきたいです。